広島期待の若手・田村が二打席連発を含む3安打3打点
広島のホープ、田村俊介が14日の日本ハムとのオープン戦で3安打3打点2本塁打の大活躍。https://youtu.be/Jf9lqJF0d-4?si=8Q6dBJrKQKncBC9a
特に1本目のホームランの飛距離は観客や解説者を驚かせました。

1打席目の三振から軌道修正したということですが、まだ1軍での出場が10試合にもかかわらず非常に高い修正力は侍JAPANに召集されるだけのことはあります。
ミートの巧みさに加えパワーも見せつける
バットコントロールの巧みさからミート力の高さは前々から言われていましたが、14日の試合では122m飛ばしエスコンフィールドの3階席まで届きました。https://news.yahoo.co.jp/articles/0748edda488be5c46735f6ecbea9bc62b75bb207
侍JAPANにも選出されている天才打者の経歴
田村俊介は昨年まで1軍出場僅か10試合ながら侍JAPANにも選出されています。https://full-count.jp/2024/02/17/post1514740/今回は欧州代表との親善試合で昨年のWBCとは違い絶対に負けられないというような試合ではありませんでしたが村上や近藤などと同じチームで野球ができたのはとてつもない財産になるでしょうし、井端監督の期待も相当のものでしょう。
田村は工藤公康やイチローの母校、愛工大名電から2021年にドラフト4位で広島入り。高校時代は投手で1年生の夏にはエースに。ただ少し面白いのは中学は明徳義塾なんですね。高知とは違う場所で頑張ってみたかったそうです。https://www.hb-nippon.com/2021/01/13/1623763/
往年のレジェンド・前田智徳を彷彿とさせる打撃センス
左打の外野手で打撃センス抜群ということで、カープのレジェンド・晩年は「神様」とも言われた前田智徳との類似性を指摘する声も多いです。前田智徳は3年目は152安打、打率.308で19本塁打ですからそれに匹敵する数字を残してくれたら球団としてもファンとしても嬉しいですね。ドラフト4位という共通点もあります。一つ違うのは左投げということ。日本の野球界に多い右投げ左打ちではなく左投げ左打ち、つまり左利きです。バッティングの時は最後に利き腕で押し込むことになりますから、右投げ左打ちよりも左投げ左打ちの方が飛距離も出ます。バッティングフォームも前田智徳とよく似ています。田村のフォームと比べてみてください。

西川が移籍した今季、開幕スタメンは確実
おそらく起用されれば結果は残せるでしょう。経験がないので波は大きいかもしれませんから、どこまで我慢して起用できるかもポイントです。ただ新井監督は自分も山本浩二さんに我慢強く使ってもらったことを感謝していますし少なくとも100打席とかある程度は開幕から結果が出なかったとしても起用されるでしょう。
西川龍馬がオリックスにFA移籍したのも田村にとっては追い風です。同じ左打ちの外野手ですからね。西川は怪我も多くシーズン通しての活躍は難しいだけにチームにとっても悪くないと思います。去年10連勝したときは西川いませんでしたからね。
開幕は何番で出場するか
広島の新井貴浩監督の発言から田村が開幕スタメンで出場することは決定的です。https://news.yahoo.co.jp/articles/871bebc9eb4b7b1e235ca4bbb03ce082304bd3e8
楽なところで、という発言もあるのでおそらく下位打線かとは思いますが注目です。
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