もうすぐ開幕!春のセンバツの行進曲は?大会歌は夏とは違うの?

野球
一億人の英文法
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

一億人の英文法 [ 大西 泰斗 ]
価格:1,980円(税込、送料無料) (2024/5/14時点)


3月18日開幕の春のセンバツ 今年の行進曲は「愛の花」

3月18日に高校野球の春のセンバツ大会が始まります。優勝候補や注目選手については先日別の記事を書いたので、今日は別の視点から記事を書きます。

夏の選手権大会とは違い、春のセンバツ大会には行進曲があります。今年はあいみょんの「愛の花」となったようです。https://youtu.be/JuyQQUqD64c?si=TnjpJIgyHEVK7QaUNHKの連ドラの主題歌で、昨年のback numberの「アイラブユー」に続いて2年連続でNHKの朝の連ドラからの選曲となりました。前向きで春らしい歌詞とメロディーだと思います。ただ三拍子なのでアレンジしないと少し行進しづらそう。なのでアレンジにも注目です。

歴代の行進曲は?

ではこれまではどんな曲が選ばれているのでしょうか?

  • 2022年 「群青」YOASOBI
  • 2021、2020年 「パプリカ」Foorin (2020年は大会中止)
  • 2019年 「世界に一つだけの花」SMAP・「どんなときも」槇原敬之
  • 2018年 「今ありて」谷村新司
  • 2017年 「恋」星野源
  • 2016年 「もしも運命の人がいるのなら」西野カナ
  • 2015年 「Let It Go ~ありのままで~」
  • 2014年 「恋するフォーチュンクッキー」AKB48
  • 2013年 「花は咲く」門倉有希
  • 2012年 「Everyday, カチューシャ」AKB48
  • 2011年 「ありがとう」いきものがかり
  • 2010年 「My Best Of My Life」Superfly
  • 2009年 「キセキ」GReeeeN
  • 2008年 「蕾」コブクロ
  • 2007年 「宙船」TOKIO
  • 2006年 「青春アミーゴ」修二と彰
  • 2005年 「君こそスターだ」サザンオールスターズ
  • 2004年 「世界に一つだけの花」SMAP
  • 2003年 「大きな古時計」平井堅
  • 2002年 「明日があるさ」ウルフルズ
  • 2001年 「TSUNAMI」サザンオールスターズ・「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ/ イエスタディ/ ヘイ・ジュード」ザ・ビートルズ
  • 2000年 「First Love」宇多田ヒカル

2000年以降は上の通りです。音楽と時代ってすごく結びつき強いですよね。メロディーを聴くとその頃のこと思い出します、自然と。ちなみに1924年の第1回大会では「星条旗よ永遠なれ」で、その後は軍歌や当時の大会歌「陽は舞いおどる甲子園」https://youtu.be/pXjdspIyrR8?si=yBWCBk0Ve5p9K8XJが使われたりしています。

今のように前年に流行した曲が使われるようになったのは1962年「明日があるさ」坂本九からです。ではこの行進曲はどういった基準で選ばれているのでしょうか?

行進曲を選ぶ基準は?

選ぶにはまず候補を出さないといけないわけですが、誰がどのように候補曲を出しているのでしょうか?https://number.bunshun.jp/articles/-/856827

『選抜高等学校野球大会50年史』によると、大会草創期から『その年に最も親しまれた歌か、毎日新聞社に関係のある歌が行進曲に選ばれ、センバツ大会の入場行進曲にふさわしくアレンジされている』となっています。(中略) 毎年秋になると、行進曲を担当する事業部員が複数のヒットチャートを参考にしながら数十曲の『候補曲の候補』をリストアップし、その中から過去の採用実績や曲調、歌詞などを検討して候補曲を10曲前後に絞り込みます。リストアップの対象となるのは、リスト選定の段階を基準点に、おおむね『発売1年以内の曲』、あるいは『大会前年にヒットした曲』です。歌詞については『高校野球の行進曲として好ましくない表現が含まれていないか』を中心に検討します。

https://number.bunshun.jp/articles/-/856827

新聞社が主催するイベントでかつ学生スポーツですから、過激な歌詞が含まれている曲は選ばれないでしょう。Adoさんの「うっせぇわ」が選ばれなかったのもある意味では当然かもしれません。とはいえ今後変わって行くかもしれないですね。意外な曲を選んだ方が注目を集めますし、「毎日新聞は考え方が新しい」という話になるかも知れないですし。

次は大会歌について見ていきます。

現在の大会歌は「今ありて」で三代目

現在のセンバツ大会歌は「今ありて」谷村新司です (作詞: 阿久悠 作曲: 谷村新司) 。https://youtu.be/3SlKSfAHg94?si=9siN6zb0TSPZb9svこれは三代目の大会歌です。1993年から使われています。二代目の「陽は舞いおどる甲子園」は歌詞に少し軍歌っぽいといところもあり、時代に合わせた新しい曲が求められていたのだと思います。2008年の第80回記念大会では開会式で谷村新司さんご本人が歌っておられます。https://youtu.be/dEzgsHQ3N7E?si=CpuAahsB4k1TAdwF

初代大会歌は歌詞に英語があったとかで1回しか使われなかったようです。「今ありて」は穏やかな曲ですが歌詞もメロディーも大好きです。甲子園も思い浮かべることができますし、「今ありて未来も扉も開く 今ありて時代も連なり始める」という歌詞が「新しい時代が始まる」というワクワク感を運んできてくれる気がします。

ちなみに夏の選手権大会の大会歌は「栄冠は君に輝く」https://youtu.be/A3pd2U_6Fxk?si=h28ZV44fMzM2oC0Tです。こちらの方が有名かもしれませんね。「雲はわき 光あふれて」という歌詞はやはり夏の甲子園にふさわしいですね。「栄冠は君に輝く」(作詞: 加賀大介 作曲:古関裕而) で1948年に発表されています。古関裕而さんは有名ですが、加賀大介さんは存じ上げませんでしたがそrもそのはず、なんと歌詞は一般公募だったんですね。夏の大会については夏を迎えるころにしっかりと記事を書きたいと思います。

毎年センバツが始まる頃はまだ寒いのですが、決勝の頃はすっかり暖かいということも多いですし、センバツとともに季節の移り変わりも楽しみたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました