だれやすい6月はインプットと復習に徹する
6月は目標を見失ったりモチベーションが下がりがちなのでインプットと復習に徹しましょう
4月 (早い人は2月下旬) から受験生としての生活を始めるわけです。そして5月にある模試や現役生なら定期テストが最初の目標になると思います。そこで目標通りの成績が出せないと気分は沈みがちになりますし、「このままで大丈夫なのだろうか?」という気持ちになると思います。そうするとどうしてもモチベーションは下がります。結果勉強時間が減るという悪循環に陥ることも珍しくないでしょう。
もしくは目標通りの成績が出ていても疲れが出る頃です。だんだん暑くなってきますし雨も多くジメジメしますし。
一つ言えるのは成績がどういう状況であれ「あまり自分を責めない」ということは大事です。受験生の1年はあっという間に過ぎますが長く感じるものですし、何度か山場はやって来ます。まだ半年以上あるので6月にメンタリティをやられていたらちょっともちません。
だからといって勉強をしないわけにはいかないので最低限のことはやりましょう。具体的には以下の2つになります。
- インプット→英単語の暗記や化学の暗記すべきことなど、覚えるべきことはしっかり覚えておきましょう。
- 復習→学校・塾・予備校の授業の復習はしておき、夏に残さないようにしましょう。
正直なところ、この2つさえしっかりやれていれば問題ないです。もちろん順調にいっていてメンタルの状態も良いのであれば志望校の問題などを解いてみてもいいですが、無理をする必要はないです。
無理をしないといけないのは7, 8月なので無理をできる地盤を固めておくのが6月になると思ってください。
インプットができていないと夏が生かせない
夏までに基礎を作る、そのために6月はインプットに専念
上でも言いましたがとにかく夏は重要です。夏になったら「メンタルがー」「モチベーションがー」とか言ってられません。「夏は頑張らないと」とほぼすべての受験生が思っていると思いますし、多くの受験生が少なくとも自分なりには夏は頑張ります。当然夏の過ごし方で成績にも差が出てくるわけですが、ではどうすれば夏を有効活用できるかというと、「夏までに基礎ができている」というのが非常に大切です。
単語・熟語は「ターゲット1900」などであれば最初の800語は夏までに覚えておくべきなので、6月中に600ぐらい覚えておけるといいですね。熟語もしっかりやってくださいね。単語帳・熟語帳などについては前に別の記事で触れたのでそちらをご参照ください。http://kyasuki0728.xsrv.jp/2024/03/24/%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e5%8f%97%e9%a8%93%e5%af%be%e7%ad%96%ef%bc%8d%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%82%92%e7%8b%ac%e5%ad%a6%e3%81%a7%e9%a0%91%e5%bc%b5%e3%82%8b%e3%80%80%e2%91%a0%e5%8d%98%e8%aa%9e%e7%b7%a8/%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e5%8f%97%e9%a8%93%e5%af%be%e7%ad%96%ef%bc%8d%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%82%92%e7%8b%ac%e5%ad%a6%e3%81%a7%e9%a0%91%e5%bc%b5%e3%82%8b%e3%80%80%e2%91%a0%e5%8d%98%e8%aa%9e%e7%b7%a8-246
「インプットだけでいいの?」と思うかもしれませんが、授業の復習は当然やってください。復習しないと受ける意味半減以下になります。そもそも「インプット」も膨大な量になります。例えば受験科目が一番少ない私立文系志望でも、
- 英単語
- 英熟語
- 古文単語
- 漢字
- 社会の一問一答などの暗記もの
どんなに少なくてもこのくらいは必要ですし、「ネクステージ」https://www.kirihara.co.jp/product/detail/431197/
などの文法の演習もインプットに含みたいところです。これらのインプットと復習だけやっていても丁寧にやれば自習時間は5時間程度にはなるはずです。
模試の有効活用がカギ
模試を活用して夏までの戦略をたてよう
5月に河合塾https://www.kawai-juku.ac.jp/zento/pdf/schedule-2024.pdfや駿台https://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/sundai/moshi_P/moshi_grade_PD/1337364908752.htmlなどの予備校で模試が実施されており、多くの受験生が何かしらの模試を受験していると思います。その結果が6月には返却されているはずなので、それを活用して夏までにやっておくことを整理しましょう。
模試は偏差値や判定に気を取られがちですが、それよりも「何ができていて何ができていないのか」を確認することの方が大切です。模試の結果から自分の弱点を整理して夏までに何をやるべきか整理しましょう。「6月中にこの単元、7月にこの単元」のように計画できるとより良いです。「今さら言われても」という人もいるかもしれませんが、模試は受けたらなるべく早めに解き直しをして「何ができていて何ができていないのか」を確認することも大切です。
夏期講習の講座は取り過ぎないことも大切
十分な自習時間を確保しよう
夏の話しになってしまうので少々話しがそれてしまいますが、夏期講習についても一つだけ。というのもそろそろ夏期講習の申し込みが始まる時期なので。
講座を取り過ぎないようにしましょう。特に「早大英語」みたいに志望校の名前がついている講座は取りたくなってしまいます。でも夏の時点の実力に合っていなければ意味がないですし、秋以降に映像で受講することのできる講座も多いですから焦らないことです。
夏の時点でここまではできるようになっているだろうから、この講座を受講しようのような形で計画的に取りましょう。
個別指導塾を活用するのもあり
勉強の仕方が分からなくなったり、計画立てられないという時もあると思います。そういうときは個別指導の塾を短期的に利用して、苦手科目を教えてもらったり学習計画を立ててもらうのもよいでしょう。
まとめ:6月は夏への準備段階ーインプットと復習に徹しよう
6月は気が滅入りがち、難しいことはあまりせずインプットに時間を
ここまで書いてきたように6月は大事な時期なのですが、心身ともに疲れも出る時期です。なのであまり発展的・応用的なことはせずインプットと復習に徹しましょう。それが充実した夏につながります。あまり無理をせずに頑張りましょう!
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