単語帳徹底比較①「リンガメタリカ」ー2冊目に選ぶべき単語帳は?

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今回から2冊目に選ぶべき単語帳は何がいいのか検討していきます

まずは「話題別英単語 リンガメタリカ[改訂版]」(Z会)https://amzn.to/3xypezt

まず1冊目に取り上げるのは「リンガメタリカ」、定番かと思います。単語帳の「特徴」、「レベル」、「効果的な使い方」、「メリット・デメリット」について書いていきます。


「リンガメタリカ」の特徴

頻出テーマごとに単語が分類されている

まず単語帳の構成としては同じZ会から出版されている「速読英単語」https://amzn.to/45O1ZOnと同じく長文を読みながら単語を覚えていく構成になっています。そして最大の特徴ともいえるのが「グローバル化」「経済」「医学・生命倫理」のように大学入試に頻出のテーマごとに文章と単語がまとめられている点です。単語を覚えることはもちろんですが、背景知識があると長文は格段に読みやすくなりますからね。


「リンガメタリカ」のレベル

レベルはMARCHぐらい、早慶以上は厳しい

肝心の単語のレベルはそれほど高くありません。MARCHには通用しても早慶上智には難しいでしょう。ただ文章自体は難しいものも多いので、読解の練習としてはいいかもしれません。では早慶以上を目指す受験生にとって「リンガメタリカ」は意味がないのか、というとそうではありません。それについては以下で見ていきます。

「リンガメタリカ」の効果的な使い方

何と言っても背景知識の吸収

上でも書きましたが長文は背景知識があると圧倒的に有利です。「グローバル化」「経済」「社会問題」「環境問題」「科学」「医学・生命倫理」「言語学・心理学」「インターネット」「差別問題」「テロ・死刑論・哲学」と頻出のテーマに分かれていますから、自分が志望している学部・学科で出やすいテーマだけ読むのも一つの手です。

さらに「知ってますか?」というコラムがあり、それぞれのテーマについて深堀りもしてくれて非常にためになりますし、印象付けられるので単語も覚えやすくなると思います。

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作文対策にも有効

例えば”pressing problems”「差し迫った問題」のように、単語をコロケーションで並べてくれるので作文をするときの表現としても覚えられますし、和訳の問題で出た時も対処しやすいでしょう。

Let’s try Japanese⇔Englishは秀逸!

このコーナーでは簡単な英作文のトレーニングができます (当然和訳の練習にもなります)。知っていると役立つフレーズ、言い回しもたくさんあるので英語力向上に非常に役立ちます。

例えば、

「最新の輸送通信技術がグローバル化の歩みを加速した。」”The latest transportation and communications technologies have accelerated the pace of globalization.”

のような形で掲載されているので非常に使いやすいです。


「リンガメタリカ」のメリット・デメリット

メリット

もう触れる必要もないかもしれませんが、背景知識を身に着けられることです。これだけでも取り組む価値はあります。ただ2006年出版とやや古くなっていることは知っておいてください。最新の時事などは反映されていません。そしてもう一つが作文の練習になることです。

デメリット

こちらも繰り返しになりますが、デメリットとしては2冊目に取り組む単語帳としてはやや単語のレベルが物足りないことです。「リンガメタリカ」と並行して「速読英単語上級編」https://amzn.to/45O1ZOnや「鉄壁」https://amzn.to/3XJfw7Yに取り組む必要はあるでしょう。

別売りのCDはリスニングで難問が課される大学を受ける人だけでOK

リンガメタリカには別売りのCDhttps://amzn.to/3XIbMUdもありますが、文章がやや難しいので例えば東京外国語大学など、難問が出題される大学を受ける人だけが取り組めばよいでしょう。


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